丸ぼーろについて

手捏ね丸ぼーろ、二段階仕込みの匠の技

20 世紀を代表する文豪・プルーストの「失われた時を求めて」は紅茶に浸したマドレーヌ から始まる回想物語。柔らかくなったマドレーヌを口に含むと、生まれ育った町の思い出 が立ち現れてきたところから始まります。吉満菓子店の丸ぼーろは、きっとそんな心温まるお菓子。江戸時代に遥々ポルトガルからやって来て、日本の小麦と出会った丸ぼーろ。 もっちりとした独自の美味しさは国産小麦のなせる業でしょう。吉満菓子店では「内麦香梅」と「春風」という品種の九州産小麦を使用しています。

良質の九州産小麦に黒砂糖と新鮮な卵、蜂蜜などを合わせて生地を作ります。プレーン、緑茶、桜の三種類は、生地もそれぞれ違う配合。風味や味わいの決め手となる黒砂糖と緑茶はすべて鹿児島県産を厳選しました。

一段階の仕込みが終わったら優しくまとめて、一晩寝かせます。そのまま形成してみたこともありますが、やはり寝かせると食感が抜群に良いのです。歯切れは良く、もっちり。 絶妙な食べ心地は、待つという時間のなせる業。

翌日、繊細な生地の状態を見極め、柔らかに包むように捏ねる作業。温度や湿度をよみながら、手作業で均等にのし、一つずつ型抜きします。

トッピングに載せる黒砂糖は二代目特注の丸に十の字の刃の付いた棒で、ざくざくと砕き、 小さい塊に。三種のふるいにかけて選別。すべて手作業だからこそ出来る、丁度良い大き さとふくよかな薫りが身上です。

夫婦二人三脚の焼き作業で生み出す二重丸の焼き目

オーブンで焼くのは妻・由美子の仕事。朝早くから温度調整をして、丁度の熱さを加減。
焼き過ぎれば焼き色が濃くなり、足りなければ美味しくありません。暑い日はオーブンの熱で蒸し風呂のよう、寒い日は冷たい生地に触れる手がかじかむ。そんな苦労も焼き上がりの端正な丸ぼーろの出来映えを見れば吹き飛びます。さらに裏の二重丸のような線は美 味しさの証。オーブントレーから丸ぼーろを裏返すと、目に飛び込むうっすらとした焼き色の線。いつでもこれが一番の喜び。極上の丸ぼーろで、幼い頃を思い出すような健やかなひと時を。そんな思いを込めて一つ一つに心を込めています。

丸ぼーろについて

2種類の国内産小麦を配合し原材料にこだわりました。天候や気候により焼き加減も調整し納得のいくものを作り上げます。

黒糖ぼーろ

黒糖ぼーろ

黒糖のコクのある甘みと、粒黒糖のざっくりとした食感がアクセント。

黒糖ぼーろ

煎茶ぼーろ

鮮やかな緑、口に含むと広がるお茶の香り。

黒糖ぼーろ

桜ぼーろ

桜の香りと塩加減が生み出す味の深みが特徴です。

一口サイズのミニぼーろもあります。

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